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■ 家庭用オゾン発生器の安全性
更新日:2009/08/28(Fri) 17:45 [修正・削除] [管理者に通知] |
| オゾンは強力な酸化力を持ち、殺菌、脱臭等の作用があるため、業務用では、浄水場をはじめ、 幅広い分野で利用されているが、最近では「室内等の除菌、脱臭」「生成したオゾン水による 食品の添加物や農薬の除去」等、様々な効果をうたった家庭用オゾン発生器も販売されている。 PIO-NET(全国消費生活情報ネットワーク・システム)には、2004年度からの約5年間に、 オゾン発生器に関する相談が410件寄せられている。このうち、「利用したら気分が悪くなった」 「オゾンガスが体によくないとの情報があり不安」など、安全性に関するものが67件みられた。 オゾンは酸化力が強いため、高濃度のオゾンに曝露されると身体への影響も大きいが、 家庭用のオゾン発生器から排出されるオゾンに関する規制や基準はなく、高濃度のオゾンが 大量に発生している場合には、身体への悪影響も懸念される。 そこで、家庭用のオゾン発生器7銘柄(空気中と水中の両方で使用できるタイプ4銘柄、 空気中のみで使用できるタイプ3銘柄)を対象に、使用時に周囲のオゾンが高濃度にならないか、 また、使用上の注意、効果、オゾンの発生量等の表示が適切であるかも調べ、消費者に情報提供することとした。 <主な調査結果等> 1.空気中での使用 空気中、水中の両方で使用ができる4銘柄は、排出口付近では最大2.2〜10.2ppmと 大変高濃度で、8.7畳相当の室内で30分間運転すると最大0.1〜1.0ppmと、室内環境基準や 労働環境における許容濃度の0.1ppmを超えて危険であった。 空気中のみで使用できる3銘柄のうち、1銘柄は長時間使用すると室内のオゾン濃度が0.1ppmを 超える場合があるのに対し、残りの2銘柄は室内のオゾン濃度をほとんど上昇させることがなく、 オゾン濃度には大きな差があった。 2.水中での使用 室内で少量の水に使用する場合、水中に通したオゾンのほとんどは溶けずにそのまま空気中に 放散されるため、室内のオゾン濃度が高くなり危険であった。 浴室内で使用すると、短時間でオゾン濃度が高くなり危険であった。 3.表示 高濃度のオゾンを吸い込むような危険な使用方法の表示があった。また、2銘柄でオゾンに関する 注意事項がほとんどなかった。 治療効果をうたうなど、薬事法に抵触するおそれのある表示及び広告がみられた。 |
| 消費者へのアドバイス 使用方法によっては危険なオゾン濃度となるものがあり、また、オゾン発生量等の表示を見ても 専門知識のない消費者が安全に使用することは難しいと考えられた。購入等は避けた方がよい。との事 |